算定表の種類と見方 [算定表]

離婚時に知ったのが、算定表です。
裁判所が基準としている簡易算出方法の記載されている表であり算出基本として使用されています。


養育費算定表と婚姻期間算定表の2種類があります。


算定表の縦軸は「婚姻費用を払う方(義務者)」の年収、横軸は「婚姻費用を受け取る方(権利者)」の年収を示しています。

また、縦軸の左欄と横軸の下欄の年収は「給与所得者」の年収を、縦軸の右欄と横軸の上欄の年収は、「自営業者」の年収を示しています。

【使用の手順】
まず義務者と権利者の年収を求めます。
給与所得者の場合は、源泉徴収票の支払い金額(控除されてない額)が年収です。つまり、「手取り」ではなく、「額面」の給与を基準に算出することになります。

また、自営業者の場合は、確定申告書の「課税される所得金額」がこの表でいう年収に当たります。(節税などを目的に、実際に支出されていない費用は、それに加算します)

そして、縦軸の義務者の年収を右横に伸ばしたラインと、横軸の権利者の年収を上に伸ばしたラインの交差する欄の金額が、義務者が負担すべき婚姻費用の目安の金額となります。

裁判所作成 算定表はこちら




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